鶏の卵の孵化にチャレンジしてみたら、ヒヨコが次々と生まれ、計8羽。
その姿や鳴き声はとても可愛らしく、私やヒノワっ子、お客さんを癒してくれました。が、油断をしまった日に大変なことが。
朝、出勤したスタッフから、「ヒヨコが弱っている。」と連絡。
ええええ!
そういえば、前日はばたばたと出てしまい、保温対策が納得できる形でできていなかった。それまでの段ボールハウスから、大きな衣装ケースへ引っ越しさせ、電気毛布や毛布での保温がイマイチだなあ・・とは思っていたけれど、正直な所、ちゃんと対策するのを忘れてしまっていたわけです。
その結果、2羽が弱ってしまいました。
若いスタッフは気落ちし、何とか救いたいと温めたり、水分を与えたりしていましたが、私には助かるとは思えず。残った命をどう守るかを考えました。保温器を購入し、保温用毛布を増やし、温度計を付けました。ヒノワっ子は、真剣な顔をしている私と、元気をなくしているスタッフを見て、いつもなら大人と一緒にする掃除を、子どもだけで進め、若手スタッフにぶら下がるようにして遊んでいるのが、この日は遠慮気味。
沈んだ表情のスタッフと、気遣う子ども達。悲しさと温かな思いやりが行き来した日でした。
ヒヨコたち、この後さらに2羽亡くなり、お墓ばかりが増えていく。
10個の命→8羽→6羽→4羽と、どんどん減っていくひよこたち。命の厳しさと儚さを身をもって経験中。
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